またぞろ。 散歩

お疲れ様です。前回の更新から1年近く経ってて驚きました。

 

今年の秋の初め頃「またぞろ。」に登場する現実の場所をちょっとだけ散歩してきました。

honto.jp

「またぞろ。」は高校で留年した人間へたくそ系主人公「穂波殊」とその周りの人間模様を描いた幌田先生の作品で、まんがタイムきららキャラットにて連載中です。留年経験のある私にとってこの作品は非常にしっくりきて味わい深く、とても好きなマンガの1つです。

 

作品自体の感想はまたいつか投稿するとして、今回は散歩の様子を載せていきます。

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くろば・U とうえいダイアリ

あけましておめでとうございます。

今年はポツポツ投稿していけたらと思います。

 

 

いろいろ思うところあり、年末から年始にかけてステラのまほう既刊を何度か読み返していました。その流れで「もっとくろば・U作品を読みたい!」と思うようになり、あちこちの通販サイトを巡るなかでこの作品を見つけました。

 

www.melonbooks.co.jp

 電子版しか手に入らず…

 

表紙からわかる通りきんいろモザイクの同人作品になっています。

ストーリーは、アリスと綾がそれぞれ陽子と忍になりきって交換日記を書く…というシンプルなもの。交換日記を進めていくうちに2人の忍、陽子への想いが見え隠れします。

 

この作品の見どころは、やはりくろば・Uらしい(?)緩急のついたストーリー展開。

原作がいわゆる日常系の作品なので、本作もゆるふわ系だろう…と舐めてかかっていたのですがまったくそんなことはなく、うまいこと影の部分を入れている印象を持ちました。

交換日記中にふと我に返るシーンや、想いを募らせたアリスが忍の一言で落ち込んでしまうシーンでの感情の落とし方は、流石としか言いようがありません。

 

 他のくろば・U作品をバンバン読みたい気持ちが強くなりました。

つくみず シメジシミュレーション 01

いつものようにTwitterのTLを眺めていると「つくみず先生ってギャグやるとあらゐけいいちっぽくなるんだ〜」との言葉とともにマンガの表紙を写したツイートが流れてきました。

そのマンガがつくみず先生の「シメジシミュレーション」で、わたしが初めて読んだつくみず先生の作品となりました。

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表紙 タイトルのフォントが怪しげ

 つくみず作品に精通したフォロワーの勧めもあり、最初のツイートを見てからあまり間を置かず書店へ行きシメジシミュレーションを購入。有名な作者の新作ということもあってか、購入までに書店を数件ハシゴする羽目に…

 

以前からつくみず作品は雰囲気が暗いというイメージを漠然と持っていたので、読み始めるまではちょっと警戒していました。

読んでみると確かにどんよりしたくらーい雰囲気もありましたが、その中に散りばめられたギャグの要素や主人公(?)2人の距離が少しずつ近づく描写があり、「警戒するようなもんじゃないなー」と思いながら8話目辺りまでは読み進めることができました。

 

9,10話目はそれまでとは雰囲気が若干変わっていて、特に9話目の後半からは衝撃を受けました。その鍵となる人物が月島しじまの姉です。

 1~8話の中でも怪しげな印象のあった「お姉ちゃん」ですが、そのお姉ちゃんの企みが終盤では大きく出てきます。とは言っても、企みの細かいところは明かされずにぼやかされていますが…

 

企み以外にもこの1冊を通して謎なことが多いだけに、今後の展開が非常に楽しみです。

 

以前はつくみず作品のファンが多いのをなんとなく不思議に思っていましたが、初めて同氏の作品を読んでみて「ハマる人が多いのも納得だ」と感じました。ハマったついでに「つくみず展」なる展覧会にも足を運びました。

 

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つくみず展 まじめとしじま

 この時はシメジシミュレーションしか読んでなかったので他の作品に関しては何のこっちゃ状態でした。今思えばちょっと勿体ないような…

 

とにかく、今後もシメジシミュレーションには注目していきたいところです。

 

 

kashmir ※生徒会がおいしくいただきました。

先日デイドリームネイションを買った古本屋にて見つけた "今まで実物を見たことがなかったマンガ" の2つ目がこの「※生徒会がおいしくいただきました。」です。

 

こちらのマンガはご存知kashmir先生がチャンピオンREDいちごにて2012〜2014年に連載していた作品で、単行本には全13話が収録されています。

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表紙には生徒会の面々

ストーリーは、地球を侵略しようとする宇宙人(生徒会長)とそれに翻弄される生徒会メンバーの日々を描いた学園モノとなっています。

本作の特徴はちょっとグロテスクな描写がちょこちょこある点で、具体的には生徒会長が爆発したり陰茎が出てきたりします。もちろんモザイクもありますが…

そんな中でもkashmir作品らしくほのぼのギャグテイストで話は進んでいきます。

 

1冊で終わるのがもったいないマンガのような気はしますが、掲載誌は最終話掲載時をもって休刊となってますし、他にも事情があったのでしょうし… せめて前日譚的なマンガはもうちょい見てみたかったです。(紙ver.のカバー裏に後日譚のような絵が載ってるのがせめてもの救いでしょうか)

 

こちらも紙の新品コミックを引き続き探していきたいと思います。

kashmir デイドリームネイション 1,2巻

足を運んだことのない古本屋にて、今まで実物を見たことがなかったマンガをいくつか手に入れました。

そのうちの1つがこのデイドリームネイションです。


○本の住人百合星人ナオコサンなどで有名なkashmir先生が描いているこの作品は、1巻初版が13年前(2007年12月)に出ている「ちょっと前の作品」になります。
そのおかげで、2020年現在大手書店の新品在庫はネット、実店舗を含めどこにもないという状況になっています。


私は電子書籍より紙の本が好きなので、この新品在庫無しの状況にはショックを受け、様々な通販サイトや現実世界にある書店を巡り、どこかに転がっていないか探していました。しかしいくら書店を巡っても新品のデイドリームネイションには出会えず…


新品を探すのと平行して中古モノも探していたのですが、現実世界で紙の本と出会うことは今日までありませんでした。

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紙のデイドリームネイション

マンガの中身は田舎の漫研の女子高生を軸にしたストーリーで、他のkashmir作品のようにめちゃくちゃな展開が至る所にあります。
今回入手した2巻にはちょっとシリアスな場面もあり、緩急(?)のついたシーンも出てきます。


個人的なアレですが、中古本を買って読むだけではどこか申し訳ない気持ちがあったので、今回の入手に合わせて電子版で1∼3巻を購入しました。

4,5巻もとりあえず電子版を購入しようと思っています。もちろん紙の3∼5巻も引き続き探していきます。


理想はすべて新品の紙で揃えたいところですが…

あらゐけいいち CITY 11巻

日常で有名なあらゐけいいち先生の連載中作品 CITY。8月に最新の11巻が発売されています。

 

11巻はほぼ全編が真壁立湧の冒険ストーリーになっています。

 

注目するポイントとして、あらゐ作品にしては珍しくキャラが次々と死んでしまうシーンがあります。

前作の日常では、フェイ王国の兵士が(夢の中で)次々と飛行船から落ちていくシーンがありましたが、それと同じようにあらゐ作品の"ブラック"な部分が出ているような気がしました。

いつだったか某所でキャラの生死に関する話を聞いたことがあったんですが、その時の内容と繋がる部分もあるような気がしてなんだか印象深かったです。

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空の青がキレイ

真壁立湧と泉りこ以外はほとんど登場しないCITY11巻ですが、これはこれで長編作品っぽく楽しめます。

あらゐ作品を読んだことない方も是非手にとってみてはいかがでしょう。