つくみず シメジシミュレーション 01
いつものようにTwitterのTLを眺めていると「つくみず先生ってギャグやるとあらゐけいいちっぽくなるんだ〜」との言葉とともにマンガの表紙を写したツイートが流れてきました。
そのマンガがつくみず先生の「シメジシミュレーション」で、わたしが初めて読んだつくみず先生の作品となりました。
つくみず作品に精通したフォロワーの勧めもあり、最初のツイートを見てからあまり間を置かず書店へ行きシメジシミュレーションを購入。有名な作者の新作ということもあってか、購入までに書店を数件ハシゴする羽目に…
以前からつくみず作品は雰囲気が暗いというイメージを漠然と持っていたので、読み始めるまではちょっと警戒していました。
読んでみると確かにどんよりしたくらーい雰囲気もありましたが、その中に散りばめられたギャグの要素や主人公(?)2人の距離が少しずつ近づく描写があり、「警戒するようなもんじゃないなー」と思いながら8話目辺りまでは読み進めることができました。
9,10話目はそれまでとは雰囲気が若干変わっていて、特に9話目の後半からは衝撃を受けました。その鍵となる人物が月島しじまの姉です。
1~8話の中でも怪しげな印象のあった「お姉ちゃん」ですが、そのお姉ちゃんの企みが終盤では大きく出てきます。とは言っても、企みの細かいところは明かされずにぼやかされていますが…
企み以外にもこの1冊を通して謎なことが多いだけに、今後の展開が非常に楽しみです。
以前はつくみず作品のファンが多いのをなんとなく不思議に思っていましたが、初めて同氏の作品を読んでみて「ハマる人が多いのも納得だ」と感じました。ハマったついでに「つくみず展」なる展覧会にも足を運びました。
この時はシメジシミュレーションしか読んでなかったので他の作品に関しては何のこっちゃ状態でした。今思えばちょっと勿体ないような…
とにかく、今後もシメジシミュレーションには注目していきたいところです。